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Mapfourmer v1.2.0 をリリース ー 認識モデル刷新によりノイズ除去精度を大幅向上、GUI操作性も強化

点群クラス分類ソフトウェア「Mapfourmer」の v1.2.0 を、2026年1月30日より提供開始しました。
本バージョンでは、認識モデルを当社開発の3次元データ計測システム「SEAMS LX」で取得した実データを用いたモデルへ刷新。これにより、ノイズ除去精度(IoU)は従来の約60%から約91%へと大幅に向上しました※。
あわせて、GUI上で任意のクラスの点群を抽出・出力できる新モードの追加や、処理結果をその場で確認できる点群ビューアーの搭載など、実務における使いやすさを強化しています。

※当社評価用データによる結果。環境によっては認識精度や結果が異なる場合があります。

主なアップデート内容

認識モデルの刷新と精度向上

従来の汎用認識モデルから、当社開発の3次元データ計測システム「SEAMS LX」により取得した実測データを用いたモデルへ刷新しました。都市部・住宅地・山間部など多様な環境のデータを反映することで、ノイズ除去精度の向上に加え、信号機や道路標識などの地物検出精度も改善しています。

クラス定義の再設計(13種 → 20種)

より実用的な3次元地図作成に対応するため、クラス定義を従来の13種類から20種類へ再構築しました。電線やガードレールといったインフラ設備を独立したクラスとして定義したほか、信号機を車両用・歩行者用に分けるなどクラスの細分化を行い、地物ごとにより高精細な属性付与を可能にしました。

GUIへの抽出出力モード追加

点群ファイルに属性IDを付与する従来のモードに加え、任意のクラスの点群を別ファイルとして出力できるモードを新たに追加しました。
ノイズ除去や特定地物の抽出を、外部ツールや専門的なコマンド操作を行うことなく、GUI上で直感的に実行できるようになりました。

点群ビューアーの追加

処理後の点群データをクラス別に色分け表示できる点群ビューアーを新たに搭載しました。
別途、可視化ツールを用意することなく、Mapfourmer上で結果を即座に確認できます。

ユーザーにとっての主なメリットと効果

  • ノイズ除去性能の向上:ノイズ除去性能の向上により、後処理工程における手作業でのクリーニング作業を削減できます。複雑な都市部や山間部の点群においても地物の認識が安定するため、修正による手戻りの削減につながります。
  • 高精細な3次元地図データの作成:電線などのインフラ設備や信号機の種類が詳細に分類されることで、よりリッチな属性情報を持つ高精細な3次元地図データの作成が可能になります。これにより、自動運転、インフラ管理、都市計画など、高度な情報が求められる用途への活用範囲が広がります。
  • データ準備作業の効率化:GUI上で特定のクラスを抽出できるため、外部ツールや専門的な操作を行うことなく、必要なデータセットを迅速に準備できます。

その他情報

アップデート実施日:2026年1月30日

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