TECHNOLOGY 02SENSING & PERCEPTION
自動運転技術は、社会における移動の概念に大きな変化をもたらすインパクトがあります。
自動運転システムを安全に運用するための重要な要素技術の一つが、SENSING技術です。
- LiDAR、カメラ、レーダー等のセンサーを用いて、自律型モビリティが周囲環境に適した挙動を取るために必要な情報を提供します。
- 自動運転技術ではLiDAR、カメラ、レーダー等の各センサーの特徴を互いに補完しながら組み合わせることで、周囲環境を正確に認識できるように設計し、安全に運用することができます。
- 当社が提供する物体認識システムは、LiDAR、カメラ、レーダーセンサーをシームレスに融合し、より高精度な物体検出結果を提供するために開発されたフレームワークです。
物体検出機能は、点群データベースのPCDETやCenterPoint、画像データベースのFasterRCNN、YOLO4、YOLO-Xなどカスタムトレーニングされた最先端のアルゴリズムによって実現されています。
異なるセンサデータ、検出結果のフュージョンにより認識精度、ロバスト性の向上を実現しています。 - 継続的なデータ計測、画像・点群のアノテーションによるデータセットの作成、学習のサイクルを絶え間なく回して、日々物体認識の性能を向上させています。
また当社の認識技術は自律移動モビリティだけでなくインフラ設置型センサー等にも活用されています。 - 当社が提供する物体認識システム「Atomic Engine」は現在、NVIDIA GPUを搭載したLinuxPC上で動作可能で、RTOSをサポートしたEmbedded Systemsへの導入も進めています。
また、LiDAR、カメラ、GNSS等のセンサーのオープンソースドライバーの開発にも継続的に取り組んでいます。
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- データ入力
- センサー
- ネットワーク
- ファイル
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- 前処理
- フィルタリング
- 歪み補正
- 正規化
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- 画像・点群認識エンジン
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- 後処理
- しきい値処理
- 投影
- 正規化
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- 出力
- 可視化
- 転送