TECHNOLOGY 01MAPPING & LOCALIZATION
3次元地図は、自動運転における認知・判断・操作のすべてに必要なデータであり
高度な自律移動を実現するために不可欠です。
3次元地図には、点群(Point Cloud)、ベクター情報、ポリゴンメッシュなど
さまざまなレイヤーが存在し、マップフォーはそれらを自動で作成する技術を提供します。
- 3D LiDARを用いた独自開発のLiDAR SLAM技術を基にした「MAP IV Engine」 は、高精度、高速、さまざまなLiDARモデルに対応、データ計測プラットフォーム非依存といった特徴を持っており、自動運転向け地図やインフラ点検業務等に対しての商用利用が可能です。
また、点群データを基にして、ベクターデータ、ポリゴンメッシュも自動生成する技術を開発しています。 - PERCEPTION技術と組み合わせて、3次元地図データに含まれる地物情報を自動抽出したり、地図に含まれる動的物体の除去も可能です。
また、地図データの変化点を検知・更新する技術を用いて、継続的な地図データのメンテナンス課題も解決します。 - 3次元空間における、自分自身の位置姿勢を高精度に推定する技術は、自動運転システム、自律移動ロボットの根幹をなす技術です。
3次元地図データとLiDARやカメラのセンサデータを照合するマップマッチング技術や、GNSSやIMUを用いるGNSS/IMU複合航法技術を開発しています。
当社のMAPPING技術により作成された地図データおよびLOCALIZATION技術は、オープンソース自動運転ソフトウェアである「Autoware」(®︎The Autoware Foundation)にも活用されており、高度な自動運転システムの実現に寄与しています。
-
- LiDAR
- GNSS
- カメラ
- IMU
- オドメトリ
- Trajectory(位置・姿勢)
-
- 動的ノイズ除去
- 接合
- 差分検知
- 差分更新
- 次元削減
-
点群データ(3次元/色付き/分類)
・グリッドマップ
・ベクターマップ
・ポリゴンメッシュ